発音を間違いやすい英検準1級レベルの英単語10個をずばり紹介!【間違えると恥ずかしい?】

英検合格に向けて欠かせない勉強の一つとして単語暗記があります。受験される方は英単語EXやパス単などの単語帳を使って英単語を暗記していると思いますが、中には特徴的な発音をする単語も混じっています。

しかし発音を間違ってしまうと、下の会話の例のように相手からよからぬ誤解を受ける事やそもそも何を言いたいのか理解してもらえない事があるため気を付けなければなりません。

釣り人
釣り人

I want to buy a live ”バイト”(bait) to catch fishes!
(魚を捕まえるための生き餌が買いたいです。)

店員<br>(アメリカ人)
店員
(アメリカ人)

Hah!? Do you wanna bite fishes like a shark?
(はぁ?サメのように魚に嚙みつきたいのか?)

釣り人(激おこ)
釣り人(激おこ)

No way! Do I look like a shark to you?

(とんでもない!私がサメにでも見えたかい?)

間違った発音を覚えて外国人に通じず恥をかいたり、試験中のリスニングで聞き逃したりしないように、今回は英検準1級によく出題される語彙の中から発音に注意すべき英単語を10個紹介します。

英単語を覚える時は意味やスペルだけではなくぜひ発音記号にも着目してみましょう!

発音を間違えやすい準1級レベルの英単語10選

1.bait (釣り針などの)エサ、おびき寄せるもの、いじめる

スペルから「バイト」と発音してしまうかもしれませんが、発音記号がbéitなどで「ベイト」という方が正しい発音になります。間違った発音におびき寄せられないように気をつけましょう。

2.subtle 微妙な、分かりにくい、(判断などが)鋭い

「b」を発音せずsʌ́tl(サトル)と発音します。「b」を発音しない単語として他にplumbing(配管工事)やdebt(借金)などがありますね。その他語尾の「b」を発音しない単語は数多くあります。

3.fragile 壊れやすい

某ボカロ曲から「フラジール」と言ってしまいそうですが、発音記号は[US] frǽdʒəl [UK] frǽdʒailであり、「フラジャル」または「フラジャイル」という方が正しい発音に近いようです。英検以外でもTOEICなどで意外と登場する単語なのでここで覚えておきましょう。

4.devour むさぼり食う

eatよりも意地汚さが強調されたこの単語は「デボウアー」と読んでしまいそうですが、発音記号はdiváuərであり「デヴァウア」となります。この単語は古いフランス語から派生したそうですが、美食の国フランスでこんなことしたら即刻追い出されそうです。

5.exile 国外追放、亡命

某有名ダンスグループから「エクザイル」と読める人は多いと思いますが、英語ではアクセントの位置に注意が必要です。発音記号はégzailであり、最初の母音にアクセントを置く必要があります。

6.hierarchy 階層(ピラミッド)型組織

カタカナで「ヒエラルキー」という言葉が一般的になっておりますが、発音記号は[US] háiərɑ̀rki [UK] háiərɑ̀ːkiであり、「ハイアラーキィ」という言い方が英語に近い発音になっております。

英語と日本語で発音が異なる理由として、日本語の「ヒエラルキー」はドイツ語が由来となっていることが挙げられます。

7.hypocrisy 偽善

同じ「hypo」から始まる単語であるhypothesis(仮説)と混同する人が多い単語だと思います。

hypocrisyの発音記号は[US] hipɑ́krəsi [UK] hipɔ́krəsiであり「ヒパクラスィ」という言い方になります。

一方でhypotheisiの発音記号は[US] haipɑ́θəsis hipɑ́θəsis) [UK] haipɔ́θisisであり「ハイパサスィス」(一部「ヒパサスィス」と言う場合あり)という言い方になり、両者は似たようなスペルですが発音が異なるのでよく確認しなければなりません。

8.negate 無効にする、取り消す、否定する

negative(ネガティブ)と言う単語から連想して「ネゲイト」と発音しそうになりますが、発音記号はnigéitであり、「ニゲイト」という言い方になります。形容詞と動詞で発音が異なる単語はなかなかややこしいですね。

9.cuisine 料理

この単語は発音がしにくい受験英単語のトップ勢ではないでしょうか。発音記号はkwizíːnとなり「クィズィーン」という言い方になります。大方の予想通りフランス語由来の単語であり、郷土料理や高級レストランの料理など特定の用途で使います。

10.irate 激怒した

「イライト」と呼んでしまいそうですが、正しくは発音記号がairéitで、「アイレイト」となります。スペルから発音が想像しにくく思わず「イラって」来てしまいそうですね。しかし発音はあくまでも「アイレイト」ですから間違えないようにしてください。

まとめ

ここでは発音を間違えやすい英検準1級英単語を10個取り上げました。高校生や大多数の英語学習者にとって英検準1級に出てくる英単語は難しく感じるかもしれませんが、ネイティブスピーカーにとっては会話で普通に使うことも多いです。

そのため意味だけではなく発音も一緒に学ぶことで、将来的には外国人との英会話でも役に立つことでしょう。

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