「留学なしで英語が話せる人」たちを観察して分かった3つの共通点【実体験あり】

英語が話せる人は海外経験者が多いのが現実だが…

私はこれまで、英会話サークルや英会話喫茶など、さまざまな場所で数多くの英語学習者と出会ってきました。

現実的な話、英語学習者の中で上級レベルに到達する人の多くは、留学経験があったり、英語環境で働いていたりします

一方で、そうした経験が全くないにもかかわらず、留学経験者や海外勤務経験者と比べても遜色ないレベルの英語力を身につけている人に、たまに遭遇することがあります。

彼らはいったい、どうして英語が話せるようになったのでしょうか?

今回の記事では、私がこれまで出会ってきた英語学習者の中から見つけた、留学や海外勤務などがなくても英語が上達している人の共通点について紹介します。

ちなみに、ここでいう共通点は、次のような表面的な特徴のことではありません。

× 生まれつき語学の才能がある
× 一日何時間も英語学習をする余裕がある
× 高額な英語スクールやコーチングに通っている

またよくある「私はとにかく英語が好きだった」「俺は気合いと根性で乗り越えた!」といった
抽象的な精神論でもありません。

もっと地味で、もっと現実的で、
でも多くの人が意外とやっていない行動パターンの話です。

英語が上達する3つの共通点

ここからは私が実際に出会った人の実例を踏まえて、日本にいながら英語が上達させた人々の共通を紹介します。

共通点① 「教材探し」をやめて、1つの教材を使い切っている

英語学習というと、
つい「もっと良い教材があるはず」と探し続けてしまいがちですが、
実際に話せるようになった人を見ていると、
その逆をやっているケースの方が圧倒的に多いです

実際、英会話喫茶で出会った中に、
フレンズなどの海外ドラマを何年も何周もして、登場人物の話し方をひたすら真似することで話せるようになった」という50代くらいの女性がいました。

また、別の30代男性は、
毎日30分のオンライン英会話
予習・復習込みで数年間続けていて
留学経験なしとは思えないレベルで話せるようになっています。

この2人に共通していたのは、
「もっと良い教材を探す」ことよりも、
「今ある1つの素材を回し続ける」ことを優先していた点
です。

こうしたやり方は、私の周囲だけの特殊な話ではなく、英語学習の研究でも
「同じタイプのインプットを継続的に反復することが、
表現の自動化につながる」といった指摘がされています。

共通点② インプットを必ず英会話に持ち込んでいる

留学なしで話せる人に共通している2つ目のポイントは、
インプットした表現を、そのまま会話に持ち込んでいることです。

英会話喫茶や英会話サークルで話していると、
外国人から教わった表現や、YouTubeなどで覚えた表現を、
次に会ったときの会話で「わざとでも1個は使おう」としている人がいます。

たとえば、YouTubeで space out という表現を習ったとしたら、
それまで I’m tired. と言っていた場面で、
あえて I spaced out a bit. のように言い換えてみる、という感じです。

もちろん、こういう使い方をすると、
コロケーションが微妙に不自然になることもあります。
正直、「今の使い方ちょっと変だったな……」という場面も普通にあります。

それでも彼らは、そこでめげません。
とにかく一度は会話の中で使ってみて、
そのあとで

AIに聞いてみる
ネイティブスピーカーに「今の使い方合ってた?」と確認する

という形で、フィードバックを回収しています。

実は、私自身もこのやり方をかなり繰り返しています。
新しく覚えた表現は、ノートにしまい込むよりも、
できるだけ早く英会話の場に持ち込んで、
わざとでもいいから一度使ってみる。

その場でうまく使えなかったとしても、
あとから修正すればいいだけなので、
結果的に「使える表現」として定着するスピードがかなり速くなります。

逆に、どれだけ良い表現を覚えても、
「いつか使おう」と思ったまま使わずにいると、
ほぼ確実に忘れます。

留学なしで話せる人ほど、
英会話の場を「雑談の時間」ではなく、
覚えた表現を試すための練習試合みたいな位置づけで使っている印象があります。

うりぼー
うりぼー

最近覚えた表現を外国人との英会話で使ったら

「よくこんな表現覚えてるね!」と言ってもらえたこともあります。

共通点③ 話をできるだけ具体化しようとしている

3つ目の共通点は、
話をできるだけ具体化しようとしていることです。

英会話の場で話を聞いていると、
海外旅行にたくさん行っている人でも、

フランスに行きました
○○を体験しました

だけで話が終わってしまうケースを、意外とよく見かけます。
正直、それってかなりもったいないなと感じています。

一方で、留学なしでも話せるようになっている人は、
そういう場面でも、

自分がそのときどう感じたのか
その場所の雰囲気はどんな感じだったのか
なぜそれが印象に残ったのか

といったところまで、
できるだけ言葉にしようとします。

さらに一歩進んでいる人だと、

その場所の歴史的な背景
現地ならではのルールやマナー
日本との違い

みたいな補足情報まで足してくることもあります。

たとえば、以前オフ会で、
ポーカーゲームを初めて体験したという人がいたのですが、
その人は、

・ポーカーの基本ルールの説明
・他の参加者のキャラや雰囲気
・会場がどんな空気感だったか

というところまで、かなり丁寧に説明しようとしていました。

文法的には多少ぐちゃっとしていても、
正直「この人、めちゃくちゃ話せるな……」という印象を受けたのを覚えています。

留学なしで話せる人を見ていると、
複雑な文法や難しい単語を使おうとしているというより、

一言で済ませない
話を途中で切り上げない
補足や言い換えを足してでも伝え切ろうとする

という姿勢の方が、圧倒的に目立ちます。

語彙が多少シンプルでも、
話の中身が具体的で、情報量が多いだけで、
会話の「上級者っぽさ」はかなり出ます。

留学なしで英語が話せる人ほど、
単語や文法の正確さそのものよりも、「どれだけ説明しようとしているか」に
エネルギーを使っている印象があります。

まとめ

今回は日本にいながら英会話を上達させている人の習慣について紹介しました。

普段行う英語学習のインプットやアウトプットに一工夫を加えるだけでも、英語力の向上スピードが変わってきそうなことが理解できたと思います。

うりぼー
うりぼー

留学に行かずに英語力を伸ばす方法は意外と地味です。
でも、だからこそ多くの人が再現できるのです。

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