【英語レベル別】YouTubeでの英語学習にオススメのチャンネル15選を一挙に紹介！【やり直し英語～超上級レベルまで】

英語の勉強を始めたけれど、どんなYouTubeチャンネルを見ればいいのか分からない…。

「面白いけど難しすぎる」や「簡単すぎて飽きる」と感じたことはありませんか？

この記事では、そんな悩みを解決するために、英語レベル別（英検2級〜ネイティブレベル）でおすすめのYouTubeチャンネルを紹介します。
自分のレベルに合った動画から始めることで、英語のリスニングが“楽しく続けられる”ようになります。

自分のレベルに合ったコンテンツを探そう

英検やTOEICの参考書と異なり、多くのYouTubeチャンネルでは視聴者の英語レベルは掲載されていないため、どんなコンテンツが自分のレベルに合うか分かりにくいのが現状です。

そこで当記事では英語学習を目的にYouTubeチャンネルを探す場合の大まかなレベル分けを作成しました。

具体的には以下の5つのレベルに分類することができます。

同じレベルやチャンネルでも動画のテーマや聞き手の興味関心によって難易度の感じ方は変化するためあくまでも目安です。

各レベルの特徴

ここでは各レベルごとの動画の特徴について簡単に説明します。

🔰レベル1 学習者向け英語コンテンツ（バイリンガールなど）

やり直し英語に最適なチャンネルです。エンタメとしても楽しめる内容です。

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😊レベル2 日本を中心とした簡単な英会話（Rachel & Junなど）

主にネイティブスピーカーが日本について紹介したり話し合ったりする内容のチャンネルです。

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📢レベル3 一般的な英語スピーチ（TEDなど）

環境問題・AI・教育などの普遍的なテーマについてのニュースやスピーチが中心です。

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📺レベル4 専門ドキュメンタリー（ナショナルジオグラフィックなど）

動物・科学・地理・歴史などのやや専門性が高いテーマについてのドキュメンタリーや解説が中心です。

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🎩レベル5 英語圏の風刺番組や高度な解説番組（LastWeekTonightなど）

主に現地の人が楽しむための風刺番組や特定の芸術作品の解説など文化依存性や専門性が高いチャンネルが中心です。

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各レベル別一押しチャンネルをさらに詳しく紹介！

現在も定期的に動画の更新を行っており多くの人から視聴される勢いがあるチャンネルを中心にピックアップしました。

【レベル1】やり直し英語におススメのチャンネル

英語をこれから勉強したい人や実際の英会話に初めて触れる人におススメのチャンネルです。

1. StudyInネイティブ英会話

「StudyInネイティブ英会話」は、英語勉強中の清家さんと帰国子女アンジーさんとの自然な掛け合いを通じて、本当に使える口語表現やリアルな英会話のテンポを学べる人気チャンネルです。

「学校では習わなかったけど、ネイティブがよく使う言い回し」や「瞬時に返すリアクション英語」など、海外の日常を想定した実践的な内容が多いのが特徴です。

英語学習とは関係ありませんが、清家さんのボケが地味に面白いです。

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💡学習のポイント

2. ニック式英会話

「ニック式英会話」は、日本人学習者が陥りやすい“直訳英語”の壁を越えるためのメソッドをわかりやすく解説するチャンネルです。

ニック先生の解説はテンポがよく、難しい理論よりも「この場面ではこう言う」という実用的な例が多いのが魅力。また、同じ表現を何度も繰り返してくれるので、英会話や英検面接のスピーキング対策にも効果的です。

また彼が紹介する句動詞や口語表現は上級者でも知らないものが多いので、決してやり直し英語のためだけのチャンネルではありません。

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💡学習のポイント

3. Atsueigo

「ATSU英語」は、元海外大学院生・帰国子女のATSUさんが、英語学習の理論と戦略を科学的に分析して発信するチャンネルです。

文法や発音のコツだけでなく、「脳科学的に効率の良い学習法」「モチベーション管理の考え方」など、勉強法そのものを体系的に理解できます。

発音や音声変化の解説も非常にレベルが高く、英検準1級〜1級、TOEFL/IELTSなどを目指す学習者にも最適です。

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💡学習のポイント

【レベル2】中級者におススメのチャンネル

これから英語でYouTubeを見たい人にとって橋渡しとなるようなチャンネルを紹介します。日本語字幕が付いている動画も多いため、内容が理解できるか不安な方も安心です。

1. Ask Japanese

日本の街角で外国人にインタビューを行い、外国人の視点から日本文化や価値観を探るチャンネルです。

メインでインタビューを担当しているのは、ドイツ出身で日本文化に深い関心を持つ Cathy Cat（カティー） さん。

街中にいる外国人から日本や日本人に対する気持ちを上手に聞き出します。（時には日本のダメな所について鋭い指摘も…）

昔の動画は日本人に話しかけるスタイルが多かったですが、最近は日本に来ている外国人に日本のことについて質問する内容がメインになっています。

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💡学習のポイント

2. KemushiChan

ニューヨーク出身のLoretta（ロレッタ）さん が日本での生活や日本語学習の経験を発信しているチャンネルです。学習者としての視点を活かしながら、日本語学習のコツや、日本で暮らして感じた文化の違いを英語で紹介しています。

大学院での生活や子育てなど自分の身の回りのことについても話してるため日常会話のリスニング練習にも適しています。

飛騨高山や東北地方など国内の様々な場所に旅しており、正直私より色々な場所に行っているのではないかと思うほどです。

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3. Chinatsu The Emo

こちらは打って変わってオーストラリア在住の日本人Chinatsuさんが、語学学習の方法や海外セレブのインタビュー、ネイティブが使う表現について英語で紹介しているチャンネルになります。

日々の葛藤や海外生活の大変さなども隠さず発信しているため、英語学習者であれば共感できる部分も多いと思います。品性のある落ち着いた声も人気になっています。

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【レベル3】中上級者におススメのチャンネル

英語学習や日本という枠を離れて、世界中の様々なニュースや文化について英語で学びたいと思っている人におススメしたいチャンネルです。

1. VOX

VOXはアメリカ発のニュース・解説メディアで、政治・経済・文化から国際問題まで幅広いテーマを映像やインフォグラフィックで分かりやすく紹介するのが特徴です。

設立は20年前と比較的新しいですが、YouTubeのチャンネル登録者数1000万人越えとアメリカ国内でも人気のメディアに成長しています。

難しい内容でも図解や映像による補足が多いため、背景知識がなくても理解しやすく、同時に専門的な英語表現や時事英語を効率的に学ぶことができます。

ナレーションは比較的明瞭で、リスニング練習にも最適です。

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💡学習のポイント

2. The School of Life

The School of Lifeは、哲学・心理学・人間関係などをテーマにしたイギリス発の教育系チャンネルです。

短いアニメーションや落ち着いたナレーションを通じて、恋愛や自己啓発に関する抽象的なテーマをわかりやすく紹介しており、学習者が普段触れにくい思想的な英語に自然に親しめます。

いつもニュースや時事英語を中心に聞いている人はたまにはこのような動画を観てもいいかもしれません。

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💡学習のポイント

3. WIRED

WIREDはアメリカ発のテック系メディアが運営するYouTubeチャンネルです。日本では雑誌の他、日本版チャンネルのWIRED.jpの「○○だけど質問ある？」シリーズが有名です。

本家でも最新のテクノロジーやサイエンス、カルチャーについてわかりやすく紹介しています。特に「5 Levels」シリーズや「Autocomplete Interview」などは人気コンテンツです。

最近ではテック系以外にも政治や医学系の専門家へのインタビューもアップロードされています。

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💡学習のポイント

【レベル4】上級者におススメのチャンネル

レベル3よりさらに専門的な内容について扱うチャンネルを紹介します。

1. DW Documentary

DW Documentary は、ドイツの国際公共放送局ドイチェ・ヴェレ（DW）が制作するドキュメンタリーチャンネルです。

環境問題や国際情勢、文化や経済など幅広いテーマを現地取材に基づいて深掘りしており、グローバルな視点で学べるのが大きな魅力です。

ナレーションは比較的聞き取りやすい標準的な英語で進められますが、インタビューでは多様なアクセントや非ネイティブの英語も多く登場します。

VOXなどの分かりやすい解説型動画に慣れた人が、次のステップとして挑戦するのに最適です。

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💡学習のポイント

2. NOVA (PBS)

NOVAは、アメリカの公共放送PBSが制作する科学ドキュメンタリー番組で、宇宙、生物、環境、医療など多岐にわたるテーマを扱っています。

最先端の研究をわかりやすく映像化しており、英語学習者にとっては高度な語彙や表現に触れられる貴重な教材です。特にナレーションの発音は明瞭で、字幕と併用すればリスニング力を鍛えるのに効果的です。

内容は論理的かつ体系的に構成されているため、英検1級レベル以上を目指す学習者や、科学や社会問題に関心のある方におすすめできます。

📌おすすめ動画タイトル

💡学習のポイント

3. VICE News

VICE News は、アメリカ発のメディアVICEが運営するニュースチャンネルで、世界各地の社会問題や国際ニュースを現場目線で取材するのが特徴です。

紛争地のレポートや薬物問題、政治・文化など、一般のニュースでは触れられにくいテーマを取り上げることが多く、独自の切り口が魅力です。

取材内容はインタビュー中心で、スラングや速い口語表現、さまざまなアクセントが飛び交うため、アカデミックな教材とは異なる難しさがあります。

英検1級レベル以上の上級者が実践的なリスニング力を鍛える教材として非常に有用です。

📌おすすめ動画タイトル

💡学習のポイント

【レベル5】超上級者向けおススメのチャンネル

ネイティブスピーカーと同じようにようにYouTubeを楽しみたい人や英語圏の文化を深く学びたい人に向けたチャンネルです。それぞれ社会風刺・芸術・科学と異なるジャンルをカバーしています。

1. Gutfeld! (Fox News)

司会のグレッグ・ガットフェルドが、政治・社会・メディアをユーモアと皮肉を交えて切り込むトークショーで、テンポの速さと語彙の多様さはまさに“本場の英語”そのものです。

時事問題をジョークに変える瞬発力や、文化的背景を理解しないと笑えないネタも多く、英語のリスニング力とアメリカ社会の教養を同時に鍛えられるのが最大の魅力です。

民主党やリベラル派を痛烈に批判する内容が多く、同じ風刺番組でもリベラル派のLastWeekTonightなどと聴き比べをするとアメリカ社会の分断をこの上なく感じることができるでしょう。

2. Nerdwriter1

映画やアート、哲学などのテーマを独自の視点で深く掘り下げる映像エッセイチャンネルです。穏やかなナレーションで語られますが、使われる語彙は非常に豊かで、表現も詩的かつ抽象的です。

一つの作品を通して「人間の感情」「文化の意味」「社会の構造」を考察する内容が多く、英語を“読むように聞く”力を養うのに最適です。

単なる語学教材ではなく、「英語で思考を広げたい」「知的な文章構成を体得したい」という人におすすめの、芸術性と知性が融合したチャンネルです。

3. Veritasium

科学や物理、数学といったテーマをわかりやすく、しかし本質的に解き明かす人気チャンネルです。発音は非常に明瞭で聞き取りやすいですが、内容は専門的で、視聴するたびに自分の常識がくつがえされるような知的刺激があります。

エネルギー、電磁気、宇宙、確率といったトピックを通じて、論理的に考える英語を身につけることができるのが特徴です。

「ただ聞き取る」ではなく「理論を追いながら理解する」ため、英検1級以上のリスニング力と語彙力が試される場面も多くなっています。

もしも動画の内容が理解できなかったら…

今回オススメした動画はどれも字幕付きなので、英語が聞き取れない場合でも字幕を追うことである程度内容が理解できると思います。

ただしレベル3以上のチャンネルでは難しい単語や表現について日本語訳や解説が付いていないため、内容が理解できない時もあるかもしれません。

そのような場合はぜひAIを上手に活用してみましょう！

動画のスクリプト（文字起こし）をコピーし、ChatGPTなどに貼り付けて「こちらのスクリプトの英文を段落ごとに和訳して難しい単語などを解説してください。」などと質問することで解説を自動で作成してくれます。

YouTubeのスクリプト（文字起こし）のコピー方法はこちら

まとめ

今回は英語レベル別にやり直し英語に最適のチャンネルから本格派の科学技術解説チャンネルまでオススメのYouTubeチャンネル15選を紹介しました。

それぞれの紹介文に動画のサンプルも掲載してありますので、ぜひ一度動画を視聴して自分に合うレベルや内容から始めてみてはいかがでしょうか？

当ブログではこれからも、英検対策だけではなく、英会話サークルやYouTubeなどお金を掛けずに英語力を伸ばす方法も発信していきます。