交流アプリ”Meetup”を使って国内で気軽に留学体験をする方法について解説【ワーホリ行く前に試すべき!】

このブログを読んでいる人の中には、これから海外留学やワーキングホリデーに行く予定があるが日本で実践的な英会話の練習をしたい方や普段から英会話サークルに参加しているがもっと外国人と英語で喋りたい方もいるのではないでしょうか?

そんな方には交流アプリMeetup(ミートアップ)から国際交流イベントに参加することをおすすめします!

当記事では交流アプリMeetupを使うことで、日本国内で留学体験をする方法について解説します。外国人と英語で話す経験を増やしたい人は特に読むべき内容になっています。

国際交流アプリ”Meetup”とは?

Meetupとは、国際交流や地域のコミュニティ活動を促進する人気アプリ・ウェブサイトです。Meetupには日本人だけではなく日本に住む外国人が数多く登録しているので、国際交流を楽しみたい方や海外の人と共通の趣味を楽しみたい方にとって最高のプラットフォームになります。

😊Meetupを使うメリット3選

私たち日本人がMeetupの国際交流イベントに参加するメリットとして以下の3つがあります。

・気軽に英会話の実戦練習ができる
・日本語や日本の文化について説明する体験ができる
・キャリアアップにつながる可能性もある

それぞれのメリットについてもう少し詳しく説明します。

①気軽に英会話の実践練習ができる

Meetupの最大のメリットはお金をかけずに気軽にネイティブスピーカーや外国人などと英会話を楽しめることです(無料やワンコインのイベントあり)。普通の英語学習サークルと異なり、共通の趣味や目的を持つ人と集まることが多いため、より実際の海外生活に近い体験ができることでしょう。

特にワーキングホリデーや留学などで海外に住む予定がある人は、英会話学校やオンライン英会話などで英語を勉強するだけではなく、Meetupなどを使って英語講師以外の外国人と話す機会を増やすことをおすすめします。

②日本語や日本の文化について説明する体験ができる

日本で開催されるMeetupイベントの中には、茶道や神社巡り、銭湯など外国人と日本文化を楽しむイベントもあります。そのようなイベントで自分たちの文化を説明する経験を積むことが出来れば、英語力向上だけではなく日本文化への理解や再発見が得られることでしょう。

また言語交換会では外国人に日本語を教える体験もできますので、普段意識することがない日本語の奥深さを改めて確認できる上、彼らから外国語を学ぶためのヒントが得られるかもしれません。

③キャリアアップにつながる可能性もある

数は少ないですがIT分野を中心に特定の専門分野を持つ外国人との交流イベントもあります。また教育や金融など様々な職歴を持つ外国人と会話ができるため、わざわざ異業種交流会に行かなくても、他の業界のことについて学ぶチャンスを得ることができます。

💡Meetupのおすすめイベント紹介

Meetupで国際交流イベントに参加したいと思っても、どのイベントに参加すればよいか分からない人もいるのではないでしょうか?

Meetupでは英会話やハロウィンパーティーなどみんなでワイワイ楽しむイベントから、ITやスポーツなど特定のスキルや趣味を持つ人同士が集まるイベントまで、さまざまな内容の企画があります。

ここでは比較的誰でも参加しやすいと思われるおすすめのイベント3つを紹介します。

おすすめ① 言語交換会(Language Exchange)

言語交換会はMeetupの中でも最も気軽に参加できるイベントの一つです。

言語交換会とは、日本語を勉強したい外国人と英語やその他の言語を勉強したい日本人が一緒に集まって、15~30分ごとに互いの言語を使って話すイベントです。

彼らは日本語を勉強したいだけではなく、日本のアニメや漫画にも強い興味を持っている人も多いため、もし自分が大好きなコンテンツがあるならば、外国人と仲良くなりやすいと思います。

注意点としては、参加者の比率や語学レベルによっては、英語ばかりや日本語ばかりになっていまう可能性があることです。例えば日本人参加者の英語力が高くなく、外国人参加者が日本語ペラペラな人が多い場合、会話のほとんどが日本語になってしまうことも少なくありません。

イベントごとに多少のタイムテーブルやルールはありますが、先生やオーガナイザーがいる訳ではありませんので、必ずしも満足する言語交換体験が出来るとは限りません。

おすすめ② ボードゲーム

英語を使ってボードゲーム(人狼など)を楽しむイベントもあります。複雑なルールを知らなくても参加できるボードゲームもありますので、初心者でも楽しめる内容になっています。

例えば私が体験した「ito」は0~100のいずれかが書かれたカードを使うゲームで、別のカードに書かれたお題に応える、お互いに自分の数字を見せないようしながら、相手のカードに書かれた数字を予測しながら、みんなで数字を小さい順に並べ変える内容になっています。

具体例として「冷蔵庫に入っていそうな食べ物」というお題があった時に、相手が「豚肉」や「キャベツ」と答えれば、相手の数字は大きい(100に近い)と予想され、逆に「シュールストレミング(世界一くさい食べ物)」と言われれば数字は小さいと予想できます。

カードのお題は日本語で書かれていましたので、日本人の参加者が外国人に分かるように一所懸命内容を英語で説明していたところが普通のボードゲームイベントと違う面白い点でした。

おすすめ③ お散歩・ハイキングなど

お散歩やハイキングも気兼ねなく参加できるアクティビティと言えるでしょう。フットサルやバトミントンなどのスポーツの経験がない人でもウォーキングであれば参加するハードルは低いはずです。

目的地として関東地方であれば都内散策の他、多摩地域にある高尾山や千葉県にある鋸山が多い印象です。上記の二つと異なり遠い場所まで行くため、参加費が数千円になることも多いですが、その分自然を満喫しながら、国際交流も出来ますので、普段は出来ない体験になることでしょう。

これ以外にもヨガやゴミ拾いボランティアなど体を使うアクティビティも多くありますので、部屋の中で英語を話しているだけではつまらないと思う人は積極的に探してみてはいかがでしょうか?

🔰Meetupでイベントに参加する方法

ここからはMeetupでイベントに参加する方法について説明します。Meetupはスマホのアプリとパソコンの両方から利用することができます。(当記事ではパソコンの画面を基に解説します。)

Meetupで国際交流イベントに参加する手順

Step① 自分のアカウントを作ろう
Step② 参加したいイベントを検索しよう
Step③ 参加申込~イベント当日まで

Step① 自分のアカウントを作ろう!

・Googleなどで「Meetup」と検索するか以下のリンクからMeetupのサイトを見てみましょう

https://www.meetup.com/home (Meetupトップページ)

・トップページの右上にある「登録する」というボタンを押してください。

・アカウントの作成方法を選ぶ画面になりますので、Googleアカウントなどを紐づけする方法と一から情報を入力して登録する方法のどちらかを選んで、必要な情報を入力しましょう。

※登録時に求められる「お住まいの場所」は自分が参加したいイベントがある場所を選ぶことをおすすめします。例えば埼玉に住んでいる人が東京にあるイベントに頻繁に参加したい場合でも、「お住まいの場所」を埼玉にしてしまうと埼玉周辺のイベントが優先して表示されてしまいます。

Step② 参加したいイベントを検索しよう!

サイトの左上にある検索窓から自分の参加したいイベントを検索しましょう。検索窓の右側にはイベントの開催場所を指定する枠がありますので、参加予定のイベントがある場所を入力します。東京のイベントに参加したい場合は「Tokyo. JP」と入力すれば大丈夫です。

検索に出てきた中から興味があるイベントを探しますが、もし期待するイベントが見つけられない場合は日時やテーマなど検索条件を変更することできます。

Step③ 参加申し込み~イベント当日まで

参加したいイベントが見つかったら、必ずイベント詳細を読んでからサイト右下にある「参加する」をクリックします。

「参加する」を押すと追加の人数を選ぶ画面に映りますので、一緒に行く友人がいればその人数を入力して、一人で参加する場合は「0人」のままOKボタンを押しましょう。

参加費などが必要な場合は当日支払いを行う場合がほとんどです。当日は現金払いが多いですが、イベントによっては現金NGの場所もありますので、支払い方法についても十分確認しましょう。

イベントの中には具体的な開催地や時間を申し込んだ人だけに連絡するイベントもありますので、開催日が近づいたら主催者から自分のアカウントに連絡が来ていないか気にしておきましょう。

また初めて参加するイベントの場合はイベントの詳細や注意事項についてもう一度読むことをおすすめします。

イベントの概要に加えて、スポーツ系のイベントであれば他の参加者のレベルが書かれていたり、読書会であれば扱う本やテーマが説明されていたりすることが多いです。

😓Meetupの気になるところ

Meetupでイベントに参加するにあたり気になるポイントを解説してみました。Meetupを使うにあたり不安な点があれば読んでください。

疑問① 英語が話せなくても大丈夫?

日本人しか参加しないイベントや英語学習を目的としたイベントを除き、英会話ができない状態で参加することはおすすめできません

日本語が多少できる外国人もいますが、彼らが一緒に集まると大抵日本語ではなく英語で会話が始まります。Meetupに参加する外国人と仲良くなりたいならば最低限の英語力は必須です。

もし自分の英会話力に自信がない場合は、まず初めに「カフェ英会話♪」や「東京英会話クラブ」など日本人参加者が多い英会話サークルから始めてみることを推奨します。

疑問② Meetupで英語力は向上する?

Meetupに参加する一番のメリットは直接的な英語力向上ではなく、英語を勉強する必要性を感じさせてくれることです。

また単に英語だけ話せるようになってもあまり意味がないと感じさせてくれる点もあります。

Meetupに参加することで、日本に在住している外国人の多くは、3か国語(自分の母語+英語+日本語)を話せることも決して珍しくないことに気づかされます。そして彼らは特定のスキルや日本に対する強い興味を持っていることを知ることになります。

彼らとの交流から、単純に「英語だけできれば人生が変わる」という考えや「とりあえず海外に行けば何とかなる」という考えが甘かったと考え直すきっかけになるかもしれません。

疑問③ 他の参加者と仲良くできる?

他の参加者と仲良くできるかどうかは、自分の興味関心や性格次第と言えます。外国人であっても基本的には日本人同士で友達を作ることと大きな違いはありません。

ただし日本に来ている外国人は少なくとも日本発の文化やコンテンツに興味がある人が多いので、彼らの好きなコンテンツについて詳しい人や共感できる人は早く仲良くなれることでしょう。

私自身ナルトや進撃の巨人などの日本のマンガやアニメに全然詳しくないので、外国人が話す日本のコンテンツの話題についていけない事が何度もありました。日本の歴史や文化について勉強するだけではなく、時間があれば有名な日本の漫画を読んでおくこともよい方法だと思います。

疑問④ 地方でのイベントが少ない気がする…

Meetupのイベントが東京を始めとする都心に集中している事は紛れもない事実です。英語講師を除いて英語を話す外国人の多くは東京に住んでいることが多いため、イベントも自ずと東京中心になってしまうことが多いことが現実です。

Meetupのイベントの中にはオンラインで開催されるものもありますのでくまなく探してみると、海外開催のイベントにも参加できるかもしれません。

まとめ

今回は英語を話す機会を増やしたい人にむけて、交流アプリMeetupを紹介しました。ある程度の英語力がないと参加が厳しいイベントもありますが、海外移住やワーキングホリデーをしたい人にとっては素晴らしい予行演習になるのではないでしょうか。

Meetup以外にも、外国人と交流できるサイトやアプリは沢山ありますので、皆さんが自分に合う場所を見つけられることを願っています。

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