「キレッキレ英語」は買うべきか?言えそうで言えなかった英語表現を学ぶ!最強の英会話本レビュー【開き直る・ピンとくる】

英会話を勉強する時の大きな悩みの一つとして、「表現のレパートリーが広がらない」ことがあるのではないでしょうか?

中学や高校で習った表現を使ってみるも、どうもうまく自然な英語にならなかったり、ニュアンスが上手く相手に伝わらないことが良くあるはずです。

そのような悩みが多いためか巷では「学校では習わないが英会話ではよく使う表現」を集めた本があふれています。

しかしながらこれらの本の中には日本人にとってはいつ使えばよいのか困ってしまう表現(スラングや宗教由来の表現など)が含まれているケースも少なくありません。

なぜならばこのような本はアメリカ人やイギリス人が著者であることがほとんどであるため、自分たちが良く使う表現をピックアップしている場合が多いからです。

例えば以下のような表現は、覚えたとしてもなかなか普段の英会話に取り入れにくのではないでしょうか?

Baptism by fire 初めての困難や苦労を通して学ぶこと
…火を浴びるような洗礼を受けるイメージ
In the ballpark 大体の見積もり
…スペースシャトルがおおよその着陸地点を決める時の言葉から派生した
Preaching to the choir すでに同意している人を説得すること
…クリスチャンにいまさらキリスト教の説教をするようなイメージ

しかし2023年11月にこのような悩みを一掃してくれる新しい英会話本が登場しました!

それが横山カズ著「日本語のように話せる キレッキレ英語」です。

ありそうでなかった画期的な英会話本が登場!

「キレッキレ英語」を一言で表せば、英訳しにくい日本語をすんなり伝わる英語に変換することができる本です。

この本には、「バスる」や「炎上する」などSNSで使う表現から、「うれしい悲鳴」や「つぶしが利く」など意外と英訳しにくい表現まで、日本人が明日から使いやすい英語表現500個も収録されています。

ここ数年で話題になったような表現や日本人らしい遠回りな表現もうまく自然な英語に変換されているため、覚えたその日から英会話に使える可能性がある本です。

この本のコンセプトはまさに、「日本語を話すように英語を話す」ことなのです。

キレッキレ英語に登場する表現を一部紹介!

早速ですが「キレッキレ英語」に登場する英語表現を一部紹介します。

開き直る be/become defiant
He became defiant about that. He has a lot of nerve.

ピンとくるring a bell
Her name rings a bell, but I don’t think I’ve met her.

横山カズ / 日本語のように話せるキレッキレ英語

中には以下のようないかにも「日本人らしい」表現も英語で伝えることができます。

立ち振る舞い the way one carries oneself
The way he carries himself says a lot about his upbringing and background.

皆そうしていますよ/常識でしょYou’re supposed to do.
You are supposed to wear a mask.

横山カズ / 日本語のように話せるキレッキレ英語

従来の英会話本とはここが違う!

ここからは従来の英会話本と比較した時の「キレッキレ英語」のメリットを紹介します。

それは日本人が伝えたいニュアンスや気持ちをダイレクトに外国人に伝えることができることです。

従来の英会話本ではネイティブスピーカーがよく使う表現を丸暗記させるスタイルですが、「キレッキレ英語」では日本語を起点に英語に翻訳した表現かつネイティブスピーカーが聞いても違和感がない自然な表現を学ぶことができます。

つまり従来の英会話本と「キレッキレ英語」では英語表現を学ぶプロセスが全く異なるのです。分かりやすくまとめると以下の通りです。

従来の英会話本 ネイティブが使う表現⇒日本語訳を覚える
キレッキレ英語 日本語で言いたい事⇒自然な英語表現を学ぶ

「キレッキレ英語」は従来の英会話本の英会話とは学習のプロセスが異なる他、以下のようなメリットがあります。

メリット① 出来る限り簡単な単語で表現できる

「キレッキレ英語」では中学で習うような基本語彙を使用した表現を優先的に使うこと重視しています。

なぜならばネイティブスピーカーであれど出来る限り簡単な単語を使って物事を表現したいという考えがあるからです。

例えば似たような意味を持つ”implement”と”put into practice”(実行に移す)という二つの表現がある場合、日常会話で好まれるのは断然後者の”put into practice”の方なのです。

逆に英会話で使わないような難しい単語は「ビックワード」と呼ばれ日常会話ではあまり好まれないことが多いのが現状です。

そのため「キレッキレ英語」では以下のように「ビックワード」は使わずに平易な語彙が使われています。

彼らは約2年間付き合ったり付き合わなかったりしている」と言いたいとき
ビックワード  They’ve been dating intermittingly for about two years.
キレッキレ英語 They’ve been dating on and off for about two years.

メリット② 無生物主語など日本人が苦手な英語表現も学べる

例えば「これはいらないから捨てよう」という言葉を英語にする時、我々は人を主語にして”We have to throw this away.”と言いがちですが、「キレッキレ英語」ではモノを主語にして”This has to go.“という表現を紹介しています。

このようにネイティブスピーカーが自然に使う無生物主語を用いた表現を優先的に紹介している点も特徴です。

モノを主語にした表現としてその他にも以下のような例が紹介されています。

彼女の言葉によって元気が出た」と言いたいとき
直訳した英語  I cheered up because of her words.
キレッキレ英語 Her words lifted me up.

すっかり忘れていた」と言いたいとき
直訳した英語  I completely forgot it.
キレッキレ英語 It completely slipped my mind.

メリット③ コラムが秀逸すぎる

「キレッキレ英語」は素晴らしい表現が学べることは当然のこと、章末のコラムが英語学習者にとって非常に役立つ内容になっています。

ネタバレになるのでここではお見せできませんが、格闘家だった横山カズさんが、独学や実践を通して同時通訳者にまでなった英語学習や英会話のエッセンスがコラムに詰まっています

「キレッキレ英語」を買うべきか?

「キレッキレ英語」をおすすめしたい人

「キレッキレ英語」をおすすめしたい人は、自己紹介や仕事の話など一通りの出来事は英語で話せるが、表現が単調になったり、日本語を直訳したような英語から抜け出せないと悩んでいる人です。

また試験で登場するような小難しい英単語ではなく、もっと会話で使いやすい英語表現を勉強したい人にもおすすめです。

「キレッキレ英語」には宗教上気を付けるべき表現やスラングなど一部の人を傷つける可能性がある表現はほとんど含まれておりませんので、覚えたその日から相手に使いやすい会話表現を覚えることが出来るでしょう。

おすすめできない人

逆に「キレッキレ英語」は以下のような方にはあまりおすすめできません

  • 中学英語レベルの理解が足りない初心者の方
  • TOEICや英検で出来る限り早く目標の成績を取りたい人
  • 海外ドラマで登場するようなスラングや流行語を勉強したい人

まとめ

今回は2023年に出版された新しいスタイルの英会話本「キレッキレ英語」を紹介しました。

自分の言いたい事を英語にする方が、ネイティブスピーカーの表現を丸暗記するよりも断然学習効率が良いので、是非普段の英会話の表現力を高めたい人はこの本を読んでみてはいかがでしょうか。

基本情報

「日本語の様に話せる キレッキレ英語」
著者:横山カズ(同時通訳者、格闘家)
価格:2200円(税込)
Amazonレビュー:4.5

最後にこの本の良い部分を的確に紹介した秀逸なレビューがありましたので合わせて紹介します。
本文はAmazonに掲載されているのでぜひご覧ください。

タイトルから上級者向けだと思われがちですが、実は初心者にもオススメできる本です。

「言いたいことが日本語で思い浮かぶけど、なかなか英語にして話せない」というもどかしさを味わったこことがある人は、多いと思います。

僕自身もその状態を解消しようと、これまで色んなフレーズ集を買って試してきました。

これまでのフレーズ集とこの本には、決定的な違いがあります。

これまでのフレーズ集は、「ネイティブのように英語を話せるようになる」ことを目標に作られていました。

そのため、「日本語にはないネイティブ表現」なども満載でした。

でも正直、ふだん日本語で言わない表現を英語で覚えても、使いどころが分かりませんでした。

一方で、この本は、「日本語のように英語を話せるようになる」ことを目標に作られています。

このコンセプトの違いは大きいです。

「ネイティブはこの言い回しをよく使うから、覚えましょう」

というスタンスではなく、

「僕たち日本人はこの言い回しを日本語でよく使うから、これを英語で言えるようにしましょう」

というコンセプトで作られたのが、この本なのです。(以下略)

日本語の様に話せる キレッキレ英語 Amazonレビュー
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