あなたは自己紹介をした後、無言になってしまったことありませんか?
例えば英会話カフェや英会話サークルに参加してこんな経験はないでしょうか?
- 自己紹介は何とかできた
- 他の人の話は聞ける
- でも自分から話題を出せない
- 気が付いたら聞き役で終了
実は私自身も英会話イベントに参加し始めた頃は同じでした。
英会話に慣れていない人はよく”自己紹介のテンプレート”を作ろうと頑張りますが、本当に大変なのは「その後の15分」です。
なぜ自己紹介の後、会話が止まるのか?
自己紹介が終わった後、会話が止まってしまうのは単純に英語力が低いからだけではありません。
私がカフェ英会話に参加して感じた”会話が止まる時のよくあるパターンとして、以下の3つの原因があります。
原因① 自己紹介を深掘りできない
自己紹介では、
My hobby is traveling.
と一言だけ伝えて終わってしまう人をよく見かけます。
もちろん、この自己紹介自体は間違っていません。
しかし、相手からすると「旅行が趣味なんだ」という情報しか得られず、その後の会話を広げる材料がほとんどありません。
結果として、
Oh, nice…💦
で終わってしまい、会話が止まってしまいます。

原因② 最近の出来事を話せない
英会話カフェでは自己紹介が終わると、
- 週末は何をしましたか?
- 最近何か面白いことはありましたか?
- 最近どこかへ行きましたか?
という話題になることが非常に多いです。
これは相手にとっても質問しやすく、自分にとっても話しやすいテーマだからです。
しかし、この質問に対して何も思い浮かばないと、
特に何もしていません…😞
で会話が終わってしまいます。

原因③ 一つの話題を育てることができない
英会話初心者あるあるとして、一つの話題について連続してやり取りができないことがあります。
例えば以下の会話の例のように一言だけ話して話が途切れてしまうような形です。
A:旅行が趣味なんです。
B:最近どこに行きましたか?
A:沖縄です。
B:楽しそうですね…(沈黙)
趣味、仕事、今週の予定…それぞれの話題について数回やり取りをしただけで終わりにしていては、5分ももたずに英会話が止まってしまいます。

自己紹介後、次の15分を乗り切る準備
先程解説したちょっと気まずい状況…どうすれば解決できるのでしょうか?
本当に必要なことは自己紹介後の15分間のフリートークを楽しむ準備です。
なぜ15分かと言えば、自己紹介が一通り終わってから席替えまでの時間が最低15分だからです。
ここからは自己紹介の後、会話を盛り上げるためにやっておきたい準備について解説します。
準備① 自分の趣味の深堀
まず準備したい事として自分の趣味の深堀りが挙げられます。
先ほどは「旅行」から話題を広げられない人のケースを紹介しました。
もしこの人が自分の趣味を深掘りする場合は、過去・現在・未来の3つの時間軸に分けて内容を整理することをおすすめします。
過去
一番行って良かった国や地域
自分が一番美味しいと思った外国の料理
現在
国内旅行と海外旅行のどちらが好きか
ツアー旅行に参加したいと思うか?
未来
自分がこれから行く国で体験したいこと
自分が家族を連れて行きたい国や場所
ただし、趣味だけで15分間話し続けるのは難しいものです。そのため、趣味以外にも「最近の出来事」や「共通の話題」を準備しておくことが大切です。
💡ワンポイントアドバイス
自分の趣味に関する単語だけでも覚えておくと、かなり話やすくなります。
🛫例えば旅行が趣味であれば以下のような単語を軽く覚えるだけでOKです。
夜景(night view)
ご当地グルメ(local specialty)
展望台(observation deck)
ロープウェイ(ropeway / cable car)
お土産(souvenir)
準備② 最近の出来事の整理
自己紹介の深掘りができたら、次に最近自分に起きた出来事の整理をしましょう。
最近の出来事は雑談の定番
英会話カフェでは、自己紹介が終わった後に、
- 週末は何をしましたか?
- 最近どこかへ行きましたか?
- 最近何か面白いことはありましたか?
のような話題になりやすいです。
そのため、参加前に「私はこの1週間で何をしたか」を少し振り返っておくだけで、会話に入りやすくなります。
特別な体験でなくてよい
私たちは話を盛り上げるためについつい「面白い話をしなければ」と考えがちですが、実際には日常ネタで十分です。
以下のようなちょっとした出来事でも全く問題ありません。
- 新しいカフェに行った
- 映画を見た
- YouTubeで面白い動画を見た
- 本を読んだ
- 近所を散歩した
- 久しぶりに友人と会った
- 新しい英語教材を試した
- 仕事で少し忙しかった
ここで大事なのは、出来事の派手さではなく、そこから会話が広がるかです。
「出来事+感想+次の話題」で整理する
話す出来事が思いついたとしても、単に、
週末に映画を見ました。
だけだと短く終わりやすいです。
そこで、
- 何をしたか
- どう感じたか
- 相手にも聞ける話題は何か
まで整理しておくことが重要です。
例えば「週末に映画を見ました」と話す場合は、
週末に娘と一緒に映画を見た。
→ 子ども向けの映画だと考えていたが、想像よりも面白かった。
→ 最近見た映画について相手にも聞ける。

このように準備しておくと、質問されたときに一言で終わらず、その後の会話につなげやすくなります。
身の回りに起きた身近な出来事をいくつか整理しておくと、自分から話し始めるきっかけを作れます。
ただし、相手によっては自分の最近の出来事だけでは広がらないこともあります。
そのため、次に大切になるのが、「共通の話題」を探すことです。
💡ワンポイントアドバイス
もし長い文章(複文)で話すことが大変な場合は、シンプルな文法で付け足すだけでもOKです。
最初
My hobby is traveling.
↓
少し付け足す
My hobby is traveling.
I usually travel in Japan.
↓
さらに付け足す
My hobby is traveling.
I usually travel in Japan.
I went to Kyoto last month.
It was my first time there.
準備③ 誰とでも話せる共通の話題
趣味も最近の出来事も話し終えた後、「さて次は何を話そう」となることがあります。
そんな時に役立つのが誰とでも話せる共通の話題です。
英会話カフェで取り上げられる話しやすい話題として以下のようなものがあります。
- 最近公開された映画
- 人気の旅行先
- おすすめの観光地
- 季節のイベント
- AI
- YouTube
- 英語学習
- 大型連休の予定
政治や宗教のように意見が分かれやすいテーマより、カジュアルで対立が起きにくいテーマがおすすめです。
話題をたくさん覚える必要はない
英会話初心者の中には5~10個くらいテーマを考えておくだけで十分です。
「いつでも話せるテーマ」があるだけでかなり違います。
💡ワンポイントアドバイス
英語で言えなかったことを一つだけメモしてみましょう。
英会話カフェでは、「言いたいことはあったのに、英語が出てこなかった」という場面がよくあります。
そのような表現を一つだけメモしておき、英会話カフェが終わった後に「英語ではどう言えばよかったのか」を調べてみましょう。
一度実際の会話で言えなかった表現は、自分にとって必要性の高い英語です。次回、似た話題が出たときにも使いやすくなります。
📝メモの例
思ったより混んでいました。
→ It was more crowded than I expected.
質問だけでは会話は続かない
たまに相手に質問だけ返している人もいますが、それだけでは会話というより尋問のような雰囲気になってしまいます。
もし英会話の中で上手に質問するコツを知りたい方は以下の記事がオススメです。
まとめ
英会話カフェでは先生や周りの参加者が毎回話題を提供してくれるわけではありません。参加者同士で会話を広げていくため、「何を話すか」を事前に準備しているかどうかが、その日の満足度を大きく左右します。


