英検1級&英単語検定1級所持者が徹底解説!楽な英単語の覚え方+やってはいけない覚え方3選

英語学習といえば、英会話やリスニングなど様々なアプローチがありますが、その中でも多くの人が避けてしまいがちなのが「英単語学習」ではないでしょうか。

一人で黙々と無味乾燥の英単語帳を眺める日々、英会話力にすぐ直結するわけではないため飽き飽きとしてしまうこと違いありません!そんな方に楽に英単語を覚えるコツを紹介します。

英単語を覚えるメリット 3つ

英単語を覚えることは、英語を使うすべての状況で役に立ちますが、ここでは特にメリットを得られる3つの場面を紹介します。

理由① 英文を読むことが楽になる

英単語を覚えることで英文を読むことが間違いなく楽になることでしょう。例えば英検準1級レベルの人が一般的な洋書を読むと、1ページに知らない単語が3~4個出現し、単語の意味を調べるだけで5分かかる可能性が高いです。

これでは洋書を手軽に読むことは中々難しいことでしょう。

一方英検1級レベルの語彙を身に着けることで、知らない単語が1ページに1個以下となり読解スピードが大きく向上することでしょう。また難しい単語でも接頭辞などからおおよその意味を推測できるようになります。

理由② 言いたいことを簡潔に表現することができる

英単語を覚えることで、英会話の中で表現の幅を広げてくれます。

特に言いたいことを一つの単語で簡潔に表現できる点は非常に大きいです。

例えば、”unprecedented” (前例のない) という単語を使うと

He won unprecedented promotion. -彼は前例のない昇進を勝ち取った。

と一言で言い表すことができます。

一方で、この単語を使わずに、同じことを表現する場合は、

He won promotion which seldom people have ever done.

と少し遠回りな表現をすることになります。

語彙を増やすことで、複雑なことでも短くシンプルに表現することができるでしょう。

理由③ ネイティブの先生が褒めてくれる

ネイティブスピーカーの先生との会話の中で、こちらが英検1級レベルの難しい単語を使うとちょっとだけ褒めてくれる場合があります。

「えっ?日本人なのにこんなに洒落た表現ができるのか」と思っていただけるそうです。

褒めてもらえれば、モチベーションが上がること間違いないでしょう。

注意
 難しい単語を無理に使おうとして、発音や細かいニュアンスを間違えると逆に混乱を招く恐れがあります。また難しい単語はアジア圏などの非ネイティブスピーカーの方には理解されない場合があります。

やってはいけない英単語学習法 3選

NG① 書いて覚える

英単語は書いて覚えてはいけません。

中学校の頃などに英単語を覚えるときに英単語を書いて覚えた人も少なくないと思いますが、大学受験や英検対策など一度に多くの英単語を覚える場合においては不向きです。

例えば一つの単語を10回ずつ書くとすると、1回あたり平均3秒かかると仮定すると100個の英単語を1周回すのに45分以上必要になります。

単語帳1冊(1500語)を10周した場合なんと100時間以上も費やすことになります。

あなたの大切な時間を単語帳だけに捧げてしまう愚行はもうやめましょう。

NG② 机に向かって取り組もうとする

英単語は机の前ではなくちょっとしたスキマ時間で勉強しましょう。

なんでも一度で覚えられる天才を除いて、我々一般人は英単語の暗記は何度も繰り返し行う必要があります。そのため机に向う方法では、中々フットワーク軽く勉強することができません。

それに英単語学習は電車などの移動時間や休憩時間などに少しずつ取り組むことができるものです。机に向かう時間は英作文や模擬問題集の練習など、腰を据える必要がある勉強に使ってください。

NG③ レベルが合わない単語帳を使ってしまう

自分の実力よりもレベルが高すぎる単語帳は挫折の原因になります。

皆さんはTOEICや英検などの試験対策の一環で英単語を覚えることが多いと思いますが、単語帳の中身を確認せずにとりあえず英単語を覚え始める人は、もしかしたら失敗に片足を突っ込んでいるかもしれません。

例えばTOIEC対策本としてTEX加藤著の「金のフレーズ」を購入する人が多いですが、本著は最低でも高校(英検2級)レベル以上の受験者を対象としていることから、中学レベルの英単語があいまいな人が買ってしまうと、書いている単語が全く分からず英単語の暗記が大嫌いになってしまうでしょう。

その場合は潔く「銀のフレーズ」や「システム英単語 Basic」などのより基礎的な英単語帳に取り組むことを検討するべきでしょう。

MEMO
英単語帳の選び方がわからない場合は、書店で立ち読みをして、2~3割程度意味を知っている単語帳を選ぶと丁度よいでしょう。

英単語を楽に覚えるコツ 3選

コツ① 短時間を高頻度でくりかえす

英単語においても1日15分でもよいので、毎日繰り返すことが大切です。

下図のエビングハウスの忘却曲線においても提唱されているように、1回目の暗記から時間を置かないで復習を行うことで、同じ範囲を学習するためにかかる時間を大きく減らすことができます。

そのため初めて覚えるときは少し辛く感じたとしても、2回目、3回目と繰り返すことで少しずつ覚えることが楽になるでしょう。

コツ② 一度に多くの単語に目を通す

単語帳を使うときは、一度でできるだけ多くの単語に目を通してください。

最低でも100個、できれば数百個の単語に触れましょう。

そして覚えるときは単語帳を眺めながら、日本語の意味とスペルと発音記号をなぞるだけで大丈夫です。

そんな方法では単語を覚えられないのではないかと心配になりますが、全く問題ありません。

実は英単語は何回も見ているだけで、何割かの覚えやすい単語はすぐに記憶に定着されていきます。そして残りの覚えにくい単語を後でじっくりと覚える努力をすればよいのです。

10個の単語を100%覚えるのではなく、100個の単語の中から10%覚えようと意識してください。

コツ③ 覚えられない英単語はイラストや語呂合わせに頼る

どうしても単語が覚えられないときは、単語の意味を表現したイラストや語呂合わせを使いましょう。

イラストは下図の通り単語帳の空いた部分に書き込んでいくことをお勧めします。文字だけでは覚えられない単語も、イラストではすんなり頭に入るケースもあります。

自分でイラストなんて書けないよという方には以下の本がお勧めです。

語呂は英単語の発音を日本語の意味に置き換えて語呂合わせを作ってみることをおすすめします。

例えば「多才な」という意味の”versertile”を覚えるとします。この際に「ヴァーサタイル」という発音に基づき「お婆さんタイルも作れるなんてなんと多才な」という語呂合わせを作ると頭に残りやすいことでしょう。(この例はTEX加藤著 金のフレーズに掲載されております。)

まとめ

「英単語学習」は友達作りと似ている部分があります。

少しでも単語に触れ合う回数を増やしてあげることで、あなたの頭の中に単語が残ってくれることでしょう。

「英単語学習」自体は地味でモチベーションが上がりにくいですが、頑張って身に着けた英単語は、いつか絶対あなたの味方になってくれます。

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