洋書の多読をしている人の中には「Wonder」と「Holes」の名前を聞いたことがある方もしくは読んだことがある方が多いと思います。
こちらの2冊はラダーシリーズ(語彙制限本)を読んでいた人が初めてネイティブスピーカーが読む洋書に挑戦するときにオススメな本として知られています。
一方でこれらの洋書を読み終えたけど次に何にチャレンジすればいいかわからない人やWonderやHolesと同じぐらい読みやすい洋書が知りたい人もおられると思います。

Wonderを読んだけど次に何を読むか悩むわ。
ハリーポッターシリーズはまだちょっとハードル高いかも…
そこで今回はWonderやHolesを読み終わった多読中級者に向けて、次に読む本としてオススメの作品5冊を紹介します。
どの本もWonderやHolesから少しステップアップした難易度になっていますので、これらの本を読めた人であれば無理なく楽しめる内容になっていると思います。
次に読むべき洋書の特徴について
WonderやHolesを読み終わった人が読むべき洋書として以下の特徴があります。
- 難易度がWonderやHolesに近い ⇒ 読みやすさレベル(YL)が5~6
- 固有名詞や専門用語が多すぎない。
- テーマがある程度普遍的である。
WonderやHolesはネイティブスピーカーの小学生から中学生向けの本として執筆されているため、大人向けの洋書と比較して比較的シンプルな英文で書かれています。
そこからいきなり重厚な小説(The Great Gatsbyや1984など)を読んでしまうと難易度に差がありすぎて挫折してしまう可能性が高いです。
WonderやHoles同様英文はシンプルだが物語は面白い本が次に読むべき本の候補になるでしょう。

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オススメ洋書5選を紹介!
ここからは上記の特徴に当てはまるオススメの本5冊を紹介します。易しい順に並べているため迷われた方はとりあえず「The Giver」を読むことを推奨します。
①The Giver
②The Travelling Cat Chronicles(旅猫リポート)
③Marley & Me
④A Robot in the Garden
⑤The perks of being a Wallflower
ちなみに「ハリーポッター 賢者の石」は個人差はあるものの大体③や④に近い難易度だと思われます。今回紹介した本を比較的スムーズに読めるようになれば、ハリーポッターシリーズ読破の夢も近づくと思います。
① 次に読む本の定番! The Giver
舞台は「痛みも選択も存在しない完璧な社会」。職業も結婚相手もすべて長老会によって決定されてしう世界観の中、12歳の少年ジョナスは過去の記憶を受け継ぐ役目を与えられ、そこから世界の真実を知っていきます。
英語はシンプルで読みやすく、物語は深いテーマを含みつつも理解しやすい構成です。Wonder や Holes が読めた人であれば無理なく読めるレベルとなっています。

著者:ロイス・ローリ ページ数:226 YL:6.0
おすすめしたい人:WonderやHolesを読み終わったばかりで迷ってる人
Amazonレビュー:4.5
② 有川浩の感動作の英訳版 The Travelling Cat Chronicles
元野良猫のナナは交通事故に遭い酷いケガをしていたところを青年”悟”に助けられ二人で暮らしていました。ところが悟はとある事情でナナを手放さないければならなくなり、彼の友人や親戚など大切な人をめぐり「新しい飼い主探し」の旅に出ます。
翻訳作品なので文体は比較的わかりやすく、英語も平易。ただし心情や風景描写に抽象的な表現も多いです。物語自体はシンプルで、猫との絆や別れといったテーマは感情移入しやすく、情緒的な物語に挑戦したい学習者におすすめです。

著者:有川浩 ページ数:256 YL:6.0
おすすめしたい人:猫が好きな人・英訳された日本の小説が読みたい人
Amazonレビュー:4.5
③ 映画で見たことあるかも? Marley & Me
やんちゃで愛らしい犬・マーリーと家族の暮らしを描いた実話エッセイ。ユーモラスで感動的なエピソードが詰まっており、犬好きには特に人気のある作品です。
英語の語彙はそれほど難しくありませんが、大人向けのエッセイらしい比喩やユーモアが多いため、やや挑戦的に感じる部分もあります。児童文学から一歩踏み出したい方に良い選択肢です。

著者:ジョン・グローガン ページ数:368 YL:6.0
おすすめしたい人:犬との生活をしていた人や憧れている人
Amazonレビュー:4.6
④ 劇団四季で舞台化 A Robot in The Garden
法廷弁護士として活躍する妻エイミーからも愛想をつかれ日々の生きがいを失いかけていたベンはある日、庭で古びた壊れかけのロボット(タング)を見つけます。
決して最新型とは言えないロボットですが、ベンは段々とタングに愛着が湧いていき、やがてタングの秘密を探るためそしてタングを救うため国を超えた旅に出ます。
ユーモアがあり温かい雰囲気ですが、大人向けに書かれているため語彙や文化的な表現がやや幅広いです。英語学習者にとっては少しレベルアップを感じますが、人間関係や成長を描くストーリーが好きな方に向いています。

著者:デボラ・インストール ページ数:320 YL:6.0
おすすめしたい人:人生にちょっと悩んでいる人・子育てに興味がある人
Amazonレビュー:4.3
⑤ 全米ベストセラーの青年小説 The perks of being a wallflower
内向的な高校生チャーリーが友人や家族との関わりを綴った青春小説です。彼が友人(あなた)に手紙を何度も送り、それを読むという形で物語が進みます。
中学生時代の友人の死、酸いも甘いもある高校デビュー、仲良しであったおばさんと本当の関係など読み進めることでどんどんと物語に吸い込まれていく感覚が味わえます。
友情や恋愛、孤独といった普遍的なテーマを扱いますが、10代特有のスラングやアメリカ文化が多く登場するため、学習者にはやや難しく感じるかもしれません。英語力に加えて文化理解にも挑戦したい人に適した一冊です。

著者:スティーブン・チョボスキー ページ数:224 YL:6.0
おすすめしたい人:アメリカの高校生活に興味がある人
Amazonレビュー:4.7
まとめ
今回は洋書初デビュー作として有名なWonderやHolesを読んだ人や他にも色々な洋書に挑戦したい人に向けてオススメの本を5冊紹介しました。
どの作品も映画化や舞台化されており、多くのファンから愛されている作品であるため読んで全く気持ちが入らなかったということ少ないと思います。
当ブログ以外にも様々なサイトでWonderなどと同じ難易度(YL5~6)の本が紹介されていますので、ぜひ自分に合う一冊を見つけて、無理せず充実した多読生活を楽しんでいきましょう。


